里芋とビートの煮ころばし。
里芋「大野芋」の小芋と、ビート「エジプト」の間引き玉と成熟玉を一緒に炊きました。ビートの紅に染まった小芋と緑色のベビーフェンネルが、秋の紅葉の始まりを仄めかします。
サトイモ「大野芋」
福井県大野市の在来種。粘りが強く、モチモチとした食感が特徴。収穫期が早かったため小芋が多いが、早採りした小芋を衣被などに仕立てて、中秋の名月の酒の肴にする慣習は粋なのかせっかちなのか。。。
ビート「エジプト」
エジプトは株元の玉がやや平べったいタイプ。私の畑では、丸っこいデトロイトより発芽率がよろしいので、この品種を好んで栽培しています。
ベビー・フェンネル
フェンネルの幼少期に間引きしたもの。体は小さいが、香りと生命力が強く、少量でも爽やかな味わいを展開してくれる、トッピングに優れた葉物です。