七草粥
七草粥を真似て、1月の菜園にある野菜を7種類集めて七草サラダ玄米粥を作ってみました。チーマ・ディ・ラパ(イタリアの菜花)、ビーツ:エジプト(葉と根の膨らんだ部分の両方使用)、紅芯大根、野沢菜(葉と蕪の部分の両方使用)、フェンネル、ルッコラセルヴァチカ、パクチーの7種類。根の部分は塩とレモンで漬けた後、全体をE.V.オリーヴオイルで和えて天日干し塩で味を整えました。クセの強い野菜ばかりでも、オリーヴオイルと天日干し塩とレモンでスッキリ爽やかにいただけます。
チーマ・ディ・ラパ
イタリアの菜花。生でも美味しくいただけます。
ビーツ「エジプト」
今年は種まき時が遅れてしまい、大きくなる前に真冬になって成長が止まってしまったビーツ。小さいが、この寒さで味は十分のっています。
紅芯大根
丸型で蕪に見えるが大根の品種の一つ。7mmほど皮を剥くと中身は濃い紅紫色。
紅芯大根の断面。
野沢菜
長野県の名産「野沢菜漬け」の漬ける前の生鮮。ナマ食でも青臭さはなく、ほのかな甘さの後にほのかに鼻に抜ける辛味がやってくる。茹でれば辛味はなくなり、いくらでも食べられる。冬のカルシムや鉄分などの供給源となります。ソースやスープにすれば彩りも鮮やかです。もともとは蕪だったというもので、やっぱり根が蕪のように膨れます。この膨らんだ部分は野沢菜漬けには入っていませんので、なかなか手に入れることはできません。自分で栽培して食べてみました。やはり蕪でした。
ベビー・フェンネル
草姿は小さいが、味や香りは1人前。種子を多めに蒔いて、間引きしながら収穫していけば、ベビー・フェンネル〜葉フェンネル〜肥大茎フェンネル〜花フェンネル〜種子フェンネルと10ヶ月ほど楽しめます。
ワイルド・ルッコラ(ルコラ・セルヴァチカ)
野生種のルッコラ。通常のルッコラより小さく、葉も細いが、味や香りが強く、個性的な葉野菜。マスタードにゴマとナッツの風味を合わせたような美味しさです。
パクチー(コリアンダー)
タイ料理で名を馳せたパクチー。夏の野菜のイメージが強いが、冬の寒さに当たったものはほのかな甘さを蓄えて、一段と美味くなります。根も美味しくいただけます。