ヤング・ポレンタ・コーンのロースト。

ヤング・ポレンタ・コーンのロースト。

ヤング・ポレンタ・コーンのロースト。

 イタリア料理のポレンタに使用されるポレンタ・コーンを若採りしてヤング・コーン(ベビー・コーン)でいただきました。皮をむき、生でかじってみると強い甘味がありますが、今回はローストで。皮は筋張っていますが、付け根の方は少し柔らかくて甘くて歯切れがいいので、スライスにしてトッピング。ヒゲは綺麗な部分を素揚げにしました。口の中でモサモサしますが、噛み締めていると香ばしいトウモロコシの香りが広がり、珍味として利用できます。ヤング・ポレンタ自体はローストにしたおかげで、コリコリとした歯ごたえで、優しいトウモロコシの香りが食欲を刺激します。加熱すると甘味が無くなりますので、生でサラダに仕立てるとインパクトのある味作りができるでしょう。。。

 

ヤング・ポレンタ・コーン

ヤング・ポレンタ・コーン

 北イタリア料理のポレンタを自家栽培したポレンタ・コーンで作ってみたくて、今年は多めに栽培。秋まで待ちきれないので、ヤング・コーンで食べてみます。栽培家ならでは醍醐味。びっくりしたのは、生食が甘くて美味しいこと。小さめのものは柔らかいので、そのままサラダで食べられます。しかし、少し大きくなると固くなるので火を通して。。。

 

ポレンタ・コーン

ポレンタ・コーン

 ポレンタ・コーンは北イタリアで馴染みの深い料理「ポレンタ」の原料。コロンブスの新大陸発見によって回り回って16世紀ころに家畜飼料として導入されました。その後、小麦の少ない北イタリアで小麦に取って代わってヒトの食用となり、主食的な存在になったそうです。「ポレンタ」は大航海時代のヒトの偉業と、北イタリアの風土から生まれた天地人の料理と言えるでしょう。

 

天高く マヤ放つ 愛
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イタリアントマト「コストルト・フィオレンティーノ」
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