カーヴォロ・ネロとビーツのインテグラーレ・スパゲッティーニ。。
イタリアのトスカーナの冬野菜として人気が高いカーヴォロ・ネロ(黒キャベツ)と、ロシア料理のボルシチの材料として知られるビーツで、インテグラーレ・スパゲッティーニをいただきました。ビーツの煮汁を仕上げに使って、いろどり鮮やかに。。。
カーヴォロ・ネロ(黒キャベツ)
キャベツのようには丸まらない品種で、栄養価がケールに近く、体にも美味しい葉菜。イタリアのトスカーナ料理のリボリータ(スープ)には欠かせない食材でトスカーナの方言では、ブラスケッタ(braschetta)とも呼ばれるそう。ごわごわした食感と苦味で生食には向きませんが、火を通すとホロ苦い大人の味に。。耐寒性が強く、零下に当たるとほのかな甘さが現れ、真冬にはとても美味しくなります。
ビーツ「デトロイト」
ロシア料理のボルシチの材料として知られるビーツ、和名は火焔菜。根元の球体から生えた赤い葉茎が、吹き出る火焔のように見えることから、その名がついたという説があります。可食部の球体も赤いのですが、この色素はベタシアニンといい高い抗酸化作用があるそう。他の野菜にはない栄養素が多く含まれスーパーフードの一つとして「食べる輸血」などの代名詞があるほど。独特な甘みもあり、口にも体にも美味しい野菜です。
ニンニク「アーギィオ・ロッソ・イタリアーノ」
その名の通りイタリアの品種。スペインの品種と見た目はあまり変わりませんが、お値段は高価。皮に赤みをおびますが、中身は普通に白いです。よく香り、品格のある匂いで優しく食欲を誘います。
レッド・ヴェインド・ソレル
美しい料理の盛り付けに欠かせないマイクロ・リーフの一つとして、最近よく目にするレッド・ソレル。緑と赤のコントラストがインパクトがあるのですが、味は優しい酸味がある程度で、料理の味にはほとんど影響しません。料理好きにはとても便利なハーブです。